
音楽聴きたいけど、お金は節約したいな…

タダで聴き放題のサブスクあるよ
無料でも利用できる音楽サブスクはいくつか存在しますが、中には数十秒のハイライトしか聴けないサービスもあります。
そんな中で、今回紹介する以下の3サービスは、曲の最初から最後まで、フルで聴くことが可能です!
本記事では、これら3サービスの無料版の特徴について解説します。
- 音楽サブスク(Spotify / Amazon Music / YouTube Music)の無料版の特徴
- おすすめのサブスク
音楽サブスクの無料プランを比較
本記事で解説する内容は、あくまで各サービスの無料版の特徴です。
有料版とは大きく異なる点にご注意ください。
| 項目 | Spotify | Amazon Music | YouTube Music |
|---|---|---|---|
| 自由に選曲 (オンデマンド再生) | PC:〇 スマホ:△ | △ | 〇 |
| バックグラウンド再生 | 〇 | 〇 | ✕ |
| オフライン再生 | ✕ | ✕ | ✕ |
| 音質 | △ (160kbps) | ◎ (320kbps) | 〇 (256kbps) |
| 楽曲スキップ | 〇 | ✕ (1時間に6回) | 〇 |
| 広告 | あり | あり | あり |
Spotify無料版の特徴

- PCなら自由に選曲・再生コントロールが可能
- スマホは選曲は自由だが、再生コントロール不可・連続再生はシャッフル
PC版なら自由に聴き放題
Spotify無料版の大きな特徴は、PC版の自由度です。
PC版であれば、聴きたい曲を自由に選び、好きな順番で再生できるオンデマンド再生が可能です。
スマホ版は制限あり
一方、スマホ版では選曲は自由ですが、早送りなどの再生コントロールができず、連続再生はシャッフル再生になる制限があります。
PC版との具体的な違いは次の表の通りです。
| 機能 | PC版 | スマホ版 |
|---|---|---|
| 自由に選曲 | 〇 | 〇 |
| 曲順通りの再生 | 〇 | ✕ |
| 早送り・巻き戻し | 〇 | ✕ |
| リピート再生 | 〇 | ✕ |
充実した楽曲ラインナップ
楽曲ラインナップはかなり充実しています。
Spotifyは全世界で最も利用されている音楽サブスクだけあって、楽曲の幅が非常に広く、マニアックな楽曲まで網羅されています。

豊富な楽曲を自由に聴き放題という、無料とは思えないレベルです
↓Spotify無料版の詳細はこちら↓
Amazon Music無料版の特徴

- 視聴履歴に応じて一部プレイリストで自由に選曲(オンデマンド再生)可能
- サブスク無料版の中で最高音質(320kbps)
視聴履歴に応じた自由選曲可能なプレイリスト
Amazon Music無料版は基本的にシャッフル再生に制限されますが、自身の再生履歴に基づいた「自由に選曲可能なプレイリスト」が提供される点が特徴です。
例えば、特定のアーティストの楽曲を繰り返し聴いていると、そのアーティストのプレイリストがオンデマンド再生可能になることがあります。

完全に自由というわけではありませんが、好みの楽曲を聴きやすくなる仕組みです。
ただし、オンデマンド再生ができるのは特定のプレイリストのみです。
基本はシャッフル再生であり、スキップも1時間に6回までという制限があります。
楽曲ラインナップは概ね充実
楽曲ラインナップはかなり充実していますが、体感ではマイナーな曲はSpotifyに比べるとやや劣ると感じます。
メジャーな楽曲に関しては問題なく揃っているため、マニアックなジャンルでなければ満足できると思います。
ただし、シャッフル再生が基本なので、自由に曲を選べないのが難点です。
無料版サブスクの中で最も高音質
音質は最大320kbpsと、無料版サブスクの中では最も高音質です。
↓Amazon Music無料版の詳細はこちら↓
YouTube Music無料版の特徴

- PC・スマホともに自由に選曲(オンデマンド再生)が可能
- YouTubeの音楽動画を再生可能
- スマホでのバックグラウンド再生が不可
PC・スマホともに自由に選曲できる
YouTube Music無料版は、PC・スマホともにオンデマンド再生可能です。
スマホ版SpotifyやAmazon Musicのようなシャッフル再生の制限がないため、好きな曲だけを聴きたい人には嬉しいポイントです。
スマホではバックグラウンド再生不可
無料版の最大の欠点は、スマホでのバックグラウンド再生ができないことです。
他のアプリを使用したり、画面をオフにすると、再生が停止してしまいます。
そのため、通常のYouTubeアプリと同じで、アプリを常に開いたままにする必要があります。
YouTubeの音楽動画を再生できるが制限あり
YouTube Musicといえば、YouTubeの音楽動画も再生できることが大きな特徴です。
これにより、サブスク配信されていない楽曲でも、YouTubeに動画が存在すれば聴くことが可能です。
ただし、無料版では動画の「音声のみ」再生ができません。
動画として再生されるため、通常のYouTube視聴と変わらない形になります。
楽曲ラインナップに制限がある
有料版では視聴可能な楽曲が、無料版では制限されていることがあります。
例えば「嵐」の楽曲は、シングル曲は概ね聴けますが、アルバム曲はほとんど制限されています。

ただし、アーティストによって制限の程度は異なり、すべての楽曲を聴けるアーティストもたくさんいます。
↓YouTube Music無料版の詳細はこちら↓
どのサブスクがおすすめ?
一番のおすすめは「Spotify」
Spotifyは無料とは思えない自由度の高さが最大の魅力です。
PC版なら完全に自由に聴き放題です。
スマホ版では、連続再生がシャッフルになってしまいますが、最初の1曲は自由に選べるため、好きな曲をしっかり聴くことができます。
ただし、音質は最大160kbpsと3サービスの中で一番低いため、音質にこだわりがある人は物足りなく感じるかもしれません。

とりあえずSpotify使っとけばいいレベル
音質を気にするなら「Amazon Music」
Amazon Musicは最大320kbpsと、3つの中で最も高音質で聴けるのが大きな魅力です。
Spotifyの音質に不満を感じるなら、こちらを選ぶといいでしょう。
ただし、基本はシャッフル再生で、視聴履歴に応じた一部プレイリストのみ自由に選曲できる仕組みです。

音質は良いですが、選曲の自由度は他の2サービスに劣ります
「YouTube Music」は通常のYouTubeとあまり変わらない
YouTube Musicのメリットは、PC・スマホ問わず自由に曲を選べることです。
また、Spotifyと違って、スマホでもシャッフル再生にならない点も優れています。
ただし、スマホでバックグラウンド再生ができない点は大きなデメリットです。
画面を開いたままにしないと再生が止まってしまうため、ながら聴きするには不便です。
そして、YouTubeの音楽動画を再生できる点ですが、無料版では音声のみ再生ができず、動画として再生されるため、普通にYouTubeで見るのとあまり変わりません。

YouTube Musicならではのメリットが、無料版だとかなり薄まってしまいます
まとめ
ここまで、Spotify、Amazon Music、YouTube Musicの無料版の特徴を解説してきました。
- Spotify
PC版ならオンデマンド再生可能
スマホ版でも自由に選曲することが可能 - Amazon Music
無料版サブスクの中で最も高音質
一部プレイリストのみオンデマンド再生可能 - YouTube Music
PC・スマホ問わずオンデマンド再生可能
YouTubeの音楽動画も再生可能
スマホでバックグラウンド再生不可
今回紹介した3つのサービスはすべて無料で利用できるため、実際に自分で試してみるのが一番です。
また、それぞれ異なる強みがあるため、複数のサービスを使い分けるのもいいかもしれません。
無料版である以上、何らかの制限があるのは避けられません。
どうしても不便に感じるのであれば、有料プランへの加入も検討しましょう。







コメント