「Spotifyって、他のサブスクと何が違うの?」
どうも、くりまろと申します。
今や音楽サブスクは数多く存在しますが、どのサービスも「1億曲以上」「広告なし」「オフライン再生」といったように、似たような要素をアピールしています。
これらの要素はどのサービスでも当たり前なので、公式サイトを見るだけではなかなか違いが分かりません。
そこで本記事では、実際に様々な音楽サブスクを利用してきた僕が、Spotifyが持つ独自の魅力や、どんな人に特にオススメなのかを解説していきます。
- 豊富な楽曲とポッドキャストを楽しみたい方
業界トップクラスのコンテンツ量 - 新しい音楽との出会いを求める方
高精度なレコメンド機能 - 音楽をみんなで楽しみたい方
ソーシャル機能が充実
Spotifyのメリット|他サブスクと違う強みとは?
【メリット1】充実した楽曲&ポッドキャスト
まず気になるのは、やっぱり楽曲の充実度ではないでしょうか。
どの音楽サブスクも「1億曲以上!」とアピールしていますが、正直なところ、公式サイトの情報だけでは違いが見えてきません。
でも、様々なサブスクを使ってきた僕の実感としては、Spotifyはかなり充実した楽曲ラインナップだと感じています。
Spotifyでしか配信されていないアーティストや、同じアーティストでも他サブスクとはラインナップに違いがあるケースもよくあります。
逆にSpotifyでは配信されていない場合もありますが、全体的な充実度で見るとSpotifyは優秀な方です。
そして、Spotifyのもうひとつの魅力が、ポッドキャストの豊富さ。
音楽系はもちろん、その他エンタメ系やニュース、語学学習といったジャンルまで幅広く揃っています。

【メリット2】優秀なレコメンド機能
Spotifyを使っていて特に便利だと感じるのが、レコメンド機能です。
自分の視聴傾向から好みを学習して、プレイリストを自動で作成してくれます。
この作成されるプレイリストがバリエーション豊富で、ジャンル別・年代別・雰囲気別など、多彩な自分専用プレイリストを作ってくれます。
僕が気に入っているのが、曜日や時間帯に応じて変化するプレイリスト。
たとえば、「月曜の朝は穏やかな曲を聴くことが多い」といった傾向を学習し、その時間帯にぴったりの曲を選んでくれます。
時間帯ごとにプレイリストの内容が変わるため、「自分ってこの時間にこういう曲を聴いてたんだ」と気づけるのも、ちょっと楽しいポイントです。

また、レコメンドは自分である程度コントロールできるのも嬉しいポイント。
好みに合わない曲はプレイリストから除外できますし、特定のアーティストを再生しないように設定することも可能です。
そして個人的に重宝しているのが、特定のプレイリストをレコメンドに影響しないよう設定できる機能。
たとえば作業用BGMプレイリストのように、長時間聴くけどオススメには反映してほしくない…というときに役立ちます。

【メリット3】音楽を共有できるソーシャル機能が豊富
Spotifyには、音楽をひとりで楽しむだけでなく、誰かと一緒に楽しむための機能もたくさん用意されています。

例えば、他ユーザーとリアルタイムで同じ曲を聴く「Jam」や、複数人の音楽の好みを組み合わせたプレイリスト「Blend」など、独自かつ実用的な機能がそろっています。
- Jam(ジャム):友達とリアルタイムで同じ音楽を一緒に聴ける機能
- Blend(ブレンド):複数人の音楽の好みをミックスしたプレイリスト
- コラボプレイリスト:複数人で編集できるプレイリスト
- 友達のアクティビティ表示:フォローしているユーザーが聴いている曲をリアルタイムで表示(知られたくない場合はオフにできる)
【メリット4】見やすい&使いやすいデザイン
Spotifyは、使いやすさや見やすさといったデザイン面でも優れていると思います。
ホーム画面やライブラリ画面は非常に見やすく、情報がごちゃごちゃした印象は全くありません。
再生画面も使いやすく、リピートやシャッフルといった基本的な機能のボタンが分かりやすく配置されています。
再生中の曲情報の確認がラクなのも便利なポイントです。
スマートフォンでは再生画面を下にスクロールするだけで曲情報が表示され、パソコンでは右側のサイドバーに情報を表示させることができます。
わざわざ別ページに移動しなくても曲情報を確認できます。
さらに、アプリの動作が非常に軽いのも魅力です。
選曲から再生までのラグが少なく、その他の画面遷移もスムーズ。
他の音楽サブスクの中には、はっきりと体感できるほど動作が重いものもある中で、Spotifyではストレスを感じることがほとんどありません。
Spotifyのデメリット|他サブスクに劣る点は?
ハイレゾやロスレス音質に非対応
欠点としては、ハイレゾやロスレス音源(CD相当の音質)に対応していないということ。
Spotifyの最高音質は320kbpsです。
悪くはないですが、ハイレゾやロスレスには劣ります。
競合サブスクのAmazon Music UnlimitedやApple Musicはハイレゾやロスレスに対応しているので、Spotifyは音質重視の人にとっては物足りないかもしれません。
とはいえ、カジュアルに音楽を楽しむ分には十分な音質です。
耳の肥えた方でない限り、音の良し悪しを判別することは難しいと思います。
音質にそこまでこだわらない人や、音楽をBGMとして聴く程度なら全く問題ないでしょう。
まずは無料で試してみよう
Spotifyは無料でも利用することができます。
この無料版が、かなり満足度の高い内容になっています。
まず、無料でも有料版と同じく1億曲以上が聴き放題という点。
他のサブスクでは、ダイジェスト再生しかできなかったり、再生できる曲に制限があったり、そもそも無料プラン自体が用意されていないこともあります。
もちろんSpotifyの無料プランにも制限はあります。
たとえば、曲の合間に広告が流れたり、シャッフル再生しかできなかったり。
ただし、注目すべきはこちら。
パソコンで利用する場合に限り、好きな曲を自由に選んで再生できます!
人によっては、もうこれでいいと思うかもしれません。
まとめ
ここまで、Spotifyの魅力を紹介してきました。
あらためて振り返ると、Spotifyの強みは次の通りです。
- 豊富なコンテンツ:業界トップクラスの楽曲数&ポッドキャスト
- 優秀なレコメンド機能:好みを高精度で学習&バリエーション豊かなプレイリスト
- 独自のソーシャル機能:JamやBlendなど、特徴的な共有機能
- 使いやすいデザイン:ストレスのない使用感
- 無料版でも聴き放題:特にパソコンなら自由に選曲可能
- ハイレゾ・ロスレス非対応:Spotifyは最高320kbps
他のサブスクと比較して優れている点は多いですが、ハイレゾやロスレスに対応していないのは、音質重視の人には大きなデメリットになります。
高音質を求める方は、Amazon Music UnlimitedやApple Music、Qobuzをチェックしてみるといいでしょう。
一方で、ながら聴きやカジュアルに音楽を楽しみたい方には、Spotifyはとてもオススメです。
まずは無料プランを試してみて、自分に合うかどうか体験してみるといいでしょう。
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