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初心者の僕が数時間で1曲!書籍「3日で作曲入門2.0」レビュー

書評
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どうも、くりまろと申します!

作曲(DTM)を始めたいけれど、どこから手をつけていいか分からないという方へ。

本記事では、書籍『作りながら覚える 3日で作曲入門2.0』をご紹介します。

本書は「理論など難しいことは後回しで、まず最初の1曲を作ってみよう」という内容となっています。

パソコン1つあれば他に必要な物はありません。誰でも作曲を体験することができます。

実際、作曲未経験の私でも簡単に曲が作れました!
↓は僕が本書を読んで数時間で作った曲です。

クオリティはさておき、ちゃんと曲になっていると思います。

くりまろ
くりまろ

ちょっと恥ずかしい///

これから作曲を始める方には、最初の一歩として適した一冊だと思います。
ぜひチェックしてみてください!

今回紹介する本「3日で作曲入門2.0」

  • タイトル: 作りながら覚える 3日で作曲入門2.0
  • 著者: monaca:factory
  • 出版年: 2024年
  • 出版社: ヤマハミュージックメディア

「3日で作曲入門2.0」の概要

テーマは「難しいこと抜きで、まず1曲作る」

Studio One Prime 操作画面

本書は、音楽理論など難しいことは後回しで、まず1曲作るところから始まります。

作曲は無料ソフトの「Studio One Prime」を使って行います。
特別な機材などは必要なく、パソコンさえあれば誰でも作曲を始められます

ソフトの使い方や曲作りの手順が丁寧に説明されており、説明通りに進めていけば1曲完成するようになっています。
手順が詳細に書かれているので、迷うことなくスムーズに進行できます。

後半、簡単な音楽理論の解説

1曲作り上げた後に、簡単な音楽理論や制作テクニックの解説があります。
それらの知識を学ぶことで、より発展した曲作りが可能になります。

本書は入門者向けなので、情報量としては多くはありません。
しかし全く音楽経験が無い人にとっては学び甲斐がある内容です。

サンプル音源と打ち込みデータが付属

付録として、サンプル音源と打ち込みデータが付属しています。
お手本を聴きながら学ぶことで理解しやすくなります。

また、全12曲のサンプル楽曲のデータも付属しています。
これらの楽曲の打ち込みデータをソフトで開くことで、楽曲がどのように構成されているか実際に目で見て確認できます。

「3日で作曲入門2.0」を読んだ感想

作曲のハードルが大幅に下がる

この本は「作曲は難しそうで手が出ない」「何をすればいいかわからない」と感じている人におすすめだと思います!

曲を作る手順が丁寧に説明されているため、説明に沿って進めていけば曲が完成します。

しかし、すべて指示通りに進むわけではなく、自分で考えて作る部分も含まれているので、最終的にはオリジナルの曲が出来上がります

初心者にとって最初の1曲を作るのはハードルが高いですが、この本はそのハードルを越える大きな助けとなります。

付属の打ち込みデータが非常に有益

サンプル楽曲の打ち込みデータをソフトで開くことで、音一つ一つを目で確認することができます。
上画像のように、音の高さ、長さ、配置など、楽曲の構成を実際に見て学べるため、学習に非常に役立ちます。
(※画像はイメージです。実際の付属データではありません。)

初心者にとって、音楽を聴いて分析するのは難しいため、実際の打ち込みデータを自由に確認できるのは助かります。

分かりやすく、親しみやすい文章

本書は非常に親しみやすい文章で書かれていて、スラスラと読み進めることができます。
下の文章はその一例です。

ちなみにギターとベースの違いをざっくり言うと、ギターは複数の弦を「じゃら~ん」と同時に弾きますが、ベースはそうはしません。1音1音、単音で鳴らします。低音は同時に弾くとグチャッと濁ってしまい、音がごちゃごちゃになってマズいのです。

作りながら覚える 3日で作曲入門2.0 | monaca:factory

難しい言葉は使わずに分かりやすく噛み砕いて説明されているため、初心者でもスッと頭に入ってきます。

あくまで「最初の一歩」のための本

本書はこれまで述べてきたように、難しいことはなるべく避けて、簡単に作曲を体験するための本です。
理論やテクニックの簡単な解説はありますが、情報量としては多くはありません。

これから本格的に勉強するための、予習的な立ち位置の本と言えます。

「作曲を始めたいけど、何をしたらいいか分からない」という悩みを解消する点に価値のある1冊だと思います。

【まとめ】作曲のハードルが下がる一冊

今回は、書籍「作りながら覚える 3日で作曲入門2.0」のレビューを書きました。

この本は1曲を完成させる手順を丁寧に説明しています。
簡単な音楽理論の解説もあり、本格的に理論を学ぶ前の予習として丁度いいかと思います。

文章は親しみやすく、専門用語もわかりやすく解説されているため、初心者でもスムーズに読み進められます。

作曲のハードルを大きく下げ、オリジナルの曲を作る楽しさを実感できる一冊です!
ぜひチェックしてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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